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ii–V–I 進行とは? ジャズの「黄金の3コード」を理解する

ギター理論 · 読了 約6分

ジャズやポップスのコード譜をめくると、何度も同じ形の進行に出会います。それが ii–V–I(ツー・ファイブ・ワン) です。曲のキーが変わっても「同じ役割の3つのコードが順に並ぶ」という構造は共通していて、これが分かると初見の曲でも流れを予測できるようになります。この記事では、ローマ数字(度数)の考え方から ii–V–I を理解していきます。

まず「度数」で考える

コードを「C」「Dm」のような実音名で覚えると、キーが変わるたびに覚え直しになります。そこで音楽理論では、キーの主音(ド)を I(1番目) として、音階の各音に番号を振ります。Cメジャーなら次の通りです。

度数IiiiiiIVVvivii°
CDEFGAB
ダイアトニックコードCmaj7Dm7Em7Fmaj7G7Am7Bm7♭5

大文字はメジャー系、小文字はマイナー系を表す慣習です。つまり ii–V–I は、このキーの中で 2番目・5番目・1番目 のコードを順に弾く進行を意味します。Cメジャーなら Dm7 → G7 → Cmaj7 です。

なぜ「強く解決」して聞こえるのか

ii–V–I が世界中の曲で使われるのは、耳が「終わった」と感じる動きを最短で作れるからです。鍵は V(ドミナント)→ I(トニック) の解決にあります。

マイナーキーの ii–V–i

短調では少し形が変わり、iiø7(ハーフディミニッシュ)→ V7 → im7 になります。Aマイナーなら Bm7♭5 → E7 → Am7。V のところで導音を作るためにハーモニックマイナー由来の音を使うのがポイントで、より緊張感のある解決になります。

ギターで練習するコツ

ギターは同じ形を平行移動できる楽器なので、ii–V–I を1つ覚えれば全キーに応用できます。まずはCメジャーで Dm7 → G7 → Cmaj7 をループし、各コードの3度と7度(コードの性格を決める音)がどう動くかに耳を向けてみてください。G7 の F が Cmaj7 の E へ半音で降りる瞬間が「解決」の正体です。

🎸 鳴らしながら理解する

度数とコード進行は、図と音で確認すると一気に腑に落ちます。Guitar Theory アプリには ii–V–I を含む定番進行がインタラクティブに入っています。

Guitar Theory を開く →

まとめ

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